店舗の内装工事について


こんにちは。
AZplusスタッフです。

こちらのブログでも、物件を探す前に店舗の内装会社(設計・工事会社)に
相談をしておく事の大切さについてご説明いたしました。


過去の記事
『Point4 店舗の内装会社(設計・工事会社)に相談をしておく』


本日は内装工事を行う上での注意点についてご説明します!


お店の出店は何かと費用がかかるもの。
最近ではDIYブームもあり、
内装工事の一部をご自身でされる方も多くいらっしゃいます。



以前、こんな事がありました。
お店は6坪程の小さな物販店舗。


借りる時点で内装は床Pタイル、壁クロスの仕上げまで施された貸室でした。
アパレルさんが入居され、内装をご自身で施工。


事前に貸主様から、壁を塗装にするなら『クロス』の上に塗装をした方が、
原状回復費がかからないというアドバイスをされていたのですが、
テナントさんは内装工事に関してはあまり詳しくなく、
クロスを剥がして、下地のボードに直接塗装。


塗装を直接行った下地は、その上にクロスが貼りにくくなってしまいます。
クロスの上に直接塗装ができる塗料でクロスに直接塗装を行っていたら、
原状回復はクロスの張替えだけで済んだのですが、
結局このテナントさんは、退去時に下地のプラスターボードの交換まで
必要となってしまいました。


又、養生がきちんとできていなかった為に、共用部にもペンキの跡が。。。。
共用部の補修工事まで必要となってしまったという事例です。


トータルで考えるとプロの職人さんを呼んで施工してもらった方が安く済んだようです。


もちろん自主施工は費用も抑えられますし、店舗にも愛着がわくもの。
最近ではプロと見まごう程、器用な方もいらっしゃいますし、
メリットも多くございます。


とはいえ、後々費用がかかってしまうという事がないように、
自主施工等をされる場合は、
事前に内装会社さん等によく相談をして行う事をお勧めします。
又、原状回復や施工に対する考え方もビルオーナーによって異なる為、
内装工事の前には事前に協議をする事が大切です。



貸室を借りる際は、特約のある場合を除き、
基本的には退去時に原状回復を行う事が必須です。

内装工事を業者さんにお願いする際は、
店舗に慣れた内装会社さんにお願いする事をお勧めします。


慣れている内装会社さんは原状回復がしやすいようにデザインを考えたり、
設備面や使い勝手等、経験の多いデザイン会社さんの方が、
見た目のデザインだけでなく、キッチリ計算された設計になっている事が
多いように思います。


以前にこんな事がありました。
入居テナントさんが、『舞台美術』を得意とする内装会社さんにお願いをされて、
短期間の突貫工事を得意とする舞台美術の方が、
上にビルオーナーがお住まいなのに夜間に許可も無く音の出る工事をしてしまったり、
他の入居テナントがいるのに、共用部の電気を停めてしまったり等、
大きなトラブルに発展した事例もございます。


このようなトラブルがおこしてしまいますと、
入居テナントにはその内装会社に発注をした責任があり、
貸主様との信頼関係が崩れてしまいかねません。


できるだけ、『店舗』の内装を得意とする内装会社さん、
経験のある内装会社さんにお願いされる事をお勧めします。


AZplusでは、内装のデザイン会社さんのご紹介も行っております。

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内装のデザイン会社さんが決まっていらっしゃらない方、
是非一度ご覧になってみてください。



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